こんにちは、みかちんです🌷
今回の記事は就活編①の続編となります。
今回の記事からは
より濃く、辛く、
楽しく駆け抜けたマンスリー雑記に加えて
後半では就活を通しての感想を綴っています✏️
良ければ最後までお付き合い下さい🌱
✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚
2019~
🌷4月
みかちん、4年生になる。
春休み課題が出ていましたがポートフォリオ作りに奔走していたので2徹して終わらせました。
この時期に初めてのPF(ポートフォリオ)郵送を企業から指定されたので、課題をやりつつ必死でパソコンにかじりついていた記憶。
あとは5月に参加する展示が控えていたので小作品を描いたり、面接でプレゼンする為の作品を整理してよく見せるために下に敷く合皮を百均へ買いに行く等していました。
この時期は1週間に最高で9社回っていましたが、前期課題の準備も手伝って視界がグラつく等体調がやばい事になったのでバランス大事だなと痛感しました。
↑課題の小下図。就活の予定を入れすぎて
面接の前日に徹夜で完成。
🐸5月
この月もひたすらPF制作をしていましたが、月末に第1志望の二次面接(実技試験)が控えていたので、精神状態はかなり緊張していたと思います。結局ここで第1志望は落ちましたが、
専門職はその手の経験が浅いとかなり難しいなあと現実の厳しさを実感しました。
働いてから気が変わらなければまた別の職種でも志望したいなあと思ってます。
この時期も周りに内定者がチラホラで初めて焦りと憎しみが湧いていましたが、
何だかんだこの2ヶ月はライブに参戦したりお酒飲んだりで遊んでいた方だと思います。
ひとつのことに集中するとそれしか出来なくなる人間なので、課題は完全に無視して就活に集中していました。
課題は結局1.2週間位で終わらせてた記憶(勿論未完成)。先生も就活の時期ということは十分理解して下さっていたので、正直ありがたかったです。
↑批評会当日の進行状況。むちゃくちゃ未完成
↑批評会後加筆したもの。後に学園祭で展示した。
5月はとにかく遊びと就活のバランスがよく取れていたと思う。
運気的なものなのか分かりませんが忙しい方が人と集いやすいの謎。自分が暇だと人を遊びに誘いづらくなる。何故…
あとこの月に第1志望にしていた業界で
初の内定をGETしました。WINNER🏆
(~この後さらなる試練がある事をこの時の私は知りませんでした~)
🌧6月
内定が出てほっとしたので、就活は基本的にはおやすみしていました。
1つめの前期課題が終わり、次の課題へ向けての準備を主にしていたと思います。
↑前期課題最後の小下図。
作業開始時刻が夜中なのでまたも徹夜。学習能力0
あとは内定が出た業界に関する本を学校で借りてひたすら読んでいました。
あとはドラマみて泣いたりクリムト展みたり、家族で少し遠出の日帰り旅行したりという感じ。
ブログを頑張ってたのもこの時期でした。
内定が出ただけでこんなにも情緒は安定するのだなとしみじみ実感しました。就活、怖い。
🐋7月
内定は出たものの、もう少し色んな企業を見たいな🤔という思いもあり、ちょこちょこ面接の予定を入れたりしていました。
元々大手に就職することにそこまで興味がなかった(出来ればカッコイイなとは思ってたけど、採用フローが長すぎて嫌だった)ので転職サイト等で少数精鋭の企業へ応募しまくっていました。
企業探しをすること自体、ネットショッピングと同じ感覚で楽しめたので、
趣味:就活になっていました。
私が見ていた転職サイト等は大体採用までの面接が1.2回でしたし、履歴書をわざわざ書かずとも最初に登録した基本情報で企業が勝手に合否を決めてくれるのでとても楽でした。
そんな訳で、企業探しにハマってしまったので(元々ハマり症な所がある)毎日夜中まで企業を見ていました。
↑就活に全力だった為、
課題はうんちのような出来になった
🧊8月
5月末に内定を頂いた会社の初の内定者研修に参加。暑い中スーツで参加せよとの事で、
研修の数日前から嫌すぎる…と思っていましたが、当日参加してみて
合わね~~~~~~~~
となって内定を辞退しました。
私は理不尽な事を放置したり、諦めることが大嫌いな性格(要するに子供)なので、
内定者の雰囲気や、企業の体制に
ン?なんか思ったのとちゃうな?と思ってしまう事が多かったのです。
これはたまたまだとは思いますが
内定者同士で話をした時も就活に対する諦めや内定先に関する愚痴を言う人が多く、
何でそう思うのに諦めちゃうんだろ、バイブス合わないな、私は動こ!や~めよ!となりました。
研修当日はストレスがすごかったのですが、
その日の帰りから求人に応募してひたすら就活無双をしたことで「別に内定貰ったから終わりじゃないよな、頑張ろ~」と前向きに思えるようになりました。
その成果も手伝って8月中に2社内定を頂くことが出来ました。🍀happy🍀
そのうちの1社(家からより遠いがより楽しそうな仕事)に就職する事を決めて、月末に
就活を終了
させました。何より暑いし化粧溶けるしストッキングジメジメする(汗で皮膚とストッキングが張り付いて小指の皮が何度かベロベロに剥けた)し、夏の就活はキツすぎる。
✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚
こんな感じで私の就活は終わった訳ですが、
この後私は卒制に苦しまされる事になるのでした。卒制就活どっちかにしてくれや ~卒制編〜 - Metamo17のブログ
企業の方はというと8月末に絵の有償依頼を入稿してからは特に研修も懇親会もないので私は髪を染めて引きこもり生活を満喫している所存です。
ここからは就活を通して思ったことを書き連ねていきます。
🧊🧊🧊🧊🧊🧊
就活を通して思ったこと
就活はひたすらタスク殺し
就活は端的に言って
タスクとの戦いでした。
これは唐突な自己紹介なんですが、私はタスクを溜め込むことが死ぬほどストレスに感じてしまう人間です。例えば
月曜日
1社エントリーシートを書く
火曜日
家で依頼された絵を描く
水曜日
1社エントリーシート郵送
木曜日
提出締切
というスケジュールを一度組んだとしても、
私はさっさと開放されたいので
月曜日
徹夜してでも全てのタスクを張り倒す
火曜日~木曜日
無(寝る)
という過激スケジュールに変えてしまいます。
こういう思考になったのはサークル🍊での経験がベースになっています。
サークルでは自分が企画を運営したり立ち上げたり、はたまたイラストの依頼を有難くも
頂いたりして、企業かな?となることが多々ありました。その中で
・LINEは1日1回絶対動かす
・万が一を考え早め早めのタスク殺し
・余裕がない時は自分でやった方が早い
という習性・思考が勝手に身についていました。あくまで私の場合です。
根底には絶対に失敗させたくない気持ちがあったし、謎のプライドがありました。責任感はなきゃ困るけどあり過ぎても扱いきれず困る。結果的に空回りしてストレスが爆発したり、人に迷惑をかけてしまう事も沢山ありました😷
グループで動かなきゃいけない時に急かしてしまうことも結構あって(インターンでもよく発動してしまってた)、
時間に対する考え方もキャパも人それぞれだと痛感しました。
遊びでも人間は疲れる
就活では結果的に60社位は見て、そこから実際に応募したのは40-?、書類通って面接行ったのはそれ以下、という感じでした。
美大生にしてはこの数はかなり多い方らしく、キャリア支援の先生にも「美大生らしくないね!」と驚かれました。これにどう反応すればよかったのか未だに私は分かっていません。
就活に対して、何だかんだ一定の殺意を抱えつつ、色んな人とおしゃべりできてたのち🎶という部分は少なからずあったのですが
人間は楽しい事であっても続けると疲れるのでやはり心の休養は必要です。命は有限なんだな、と思いました(あたりまえ体操)
大学4年は就職予備校生
元々4年生ではカラーキャリアの2級を取ろうと息巻いていて(3級は2年の冬に取得済)、
学生最後の年だし勉強できることはしておきたいなと思っていました。
しかしいざ4年生が始まってみると右を見ても「就活」、左を見ても「就活」で学校で絵を描いている人は本当に少なかったですし、私自身は楽しんで就活していた方ですが勉強をしたり自己研鑽をする時間は本当になかったと思います(「就活」を言い訳にして先延ばししていた勉強も少なからずある)。
学生最後の大学はとにかく
「就職予備校」感は否めませんでしたし、
まあ就活はそういうもんやろ、と表面だけでも割り切れれば良いですが、採用の評価基準も全くわからず疑心暗鬼になるし課題は迫ってくるしで「アーーーーッ」てなることは何回もありました。理想論や根性論で就活すると現実にぶち当たった時死ぬ。
強制参加イベントは無意味
大学3年の時にようわからん就活アプリの運営してる方が来て「早め早めの行動を」「インターン行こう」「アプリ入れよう」「自己分析しよう」等散々言われました。まあそれはともかく、
強制参加であったガイダンスでは「就活は恋愛と同じ」等謎にしっとりした口調で1時間以上使って就活=恋愛理論を説明された時は正直「は?」となりました(こんな内容なのに参加必須・聴講票提出なのが本当に胸糞だった)。
学校は学生の就活事情が心配なら団体で強制参加にするより自由参加にした方が双方楽なことに気づいて欲しい。
強制参加イベントは「何すればいいのか分からない…」「本腰が入れられないので他人に尻叩きして欲しい」等就活に対して受動的な人に効果的なのでしょうし、取り組み自体はよきことだと思います(めっちゃ上から目線な意見で殺されないか心配)。
ですが、私のような「就活の流れを聴くくらいなら1つでも多くの企業にES出すが?」「やるべき事は分かっているので家に帰らせて欲しい」「タスクを殺したい🥺」という根拠の無い謎の自信&めっちゃ強気(殺気)でガツガツ攻める人間には無用。人それぞれ就活スタイルは違うし必修はやめてほしい。学校遠いからせめてネット配信にして。
望まない期待ほど辛いものは無い
私には兄が2人いて、どちらも大手企業で働いています。
これは正直環境によると思うのですが、就活で選考に落ちまくってしんどかった時、「兄は仕事の話を家でしているけれど、私はまだ働けるかもわからないのに…」「有名な企業に内定もらわなきゃ人権ないのでは…」等就活を始める前に比べて就活に関するワードに敏感になり、
被害妄想が激しくなったように思います。
就活中、親にはよく「デザイナーになれば?」「画家になれば?」とよく言われていましたが
なれるならなっとるわい!
という感じでした。そもそもなりたいと思ったこともないし。
その一方で、
別に兄弟で1人くらい働いてなくても大丈夫だよ、あまり思いつめないでね、等私が追い詰められないように言ってくれた事はとても感謝しています。
自分はかなり恵まれてるなあと再認識しつつ、
「でも働きたいなあ」
と思っていたので、自分の出来ることを活かしたいと思い何とか就活を続けることが出来ました。
家系でも美大に行った人間は私1人だったので美大生だから、日本画だから、きっとこういう職業に就く!という期待は親戚からもされていましたし、兄2人からもされました。
その期待を辛く感じましたが、親孝行したい気持ちも、自分の好きなようにやりたい気持ちも強くて、複雑でした。
結局は自分の興味のあることを優先し
家族にも話して理解を示してくれたので、
今は大分落ち着いて自分の事を話せるようになりました。
就活がきっかけで家族と大喧嘩したり、すれ違ったり辛いこともありましたが、家族だけじゃなく人との距離感を見直すきっかけにもなったし、家族と闘った経験はなかよしこよしはっぴ~脳🧠の私には必要な事でした。
就活で辛かったのは会社に落とされることでなく、家族からの期待(プレッシャー)だったかも。
好きに就活すれば良い
当たり前なことを言ってる自覚はありますが、絞った条件で落ちまくって辛くなるなら広く浅く受けた方が楽しいし、逆に広げすぎて受けるの疲れちゃったら勤務地や給料とか適当でいいのでどこかで適当に絞って受けてみればいいのです。全部無理~~~てなったらアルバイトでもいいと思います。これは家庭環境で左右されるところも大きいので一概には言えないですね。
就活を始めた時点で特にやりたいことが決まっておらず何でも興味を持ってしまう人間だったからこそ思ったことなんですが、世の中に会社は死ぬほどあるので、
その時の自分のメンタルに十分配慮した方法で就活すれば良いと思いました。実際、今この瞬間も就活している4年生はいる。
疲れた時はリフレッシュ🎶
私は就活始めたての時
ひとつの業界に絞る為に、業界を絞らず色々見ていましたが、逆にどの仕事も楽しそう🎶となりどんどん選択肢が拡がって収集がつかなくなってしまったので、
無理やりひとつに絞り初の内定を貰ったものの研修で合わないと絶望し、「対してやりたくない仕事だったかも?」となったのでまた絞らずに見て、
その結果2社内定を頂くことが出来ました。
元々「働ければどこでもいいや」と思っていましたが就活の中で お金多い方がいい、会社でスーツ着たくない(ストッキングやだ)、アナログだけど絵を生かせる仕事の方がやる気出る
等自分の欲望がみえてきました。
今は、就職先を天職だ!といくらでも正当化することが出来ますが、
入社してすぐ転職する可能性だって誰しも0ではないのです。
なので、最初から自分はこれしかない!と絞る必要はないと思いました。(絞る方が楽だけど)
そもそも何が向いてるかとかやってみたいこととかやってみないと分からんし100年生きたところで私はひとつに絞れないだろうな、と気づいたので自由に企業を受けたのはとても私には合っていました。
就活中、ネットでよく
○○すると落ちる!△△で受かる!
という記事を見かけました。
信じるか信じないかは個人の自由として(私は良いとされるものを実践して様子を伺ってました)、
不安定な時期に不安定な記事を読むと余計情緒不安定になります(あたりまえ体操)。
10社20社落ちたところで自分が不要な人間という訳では勿論ないし、思い当たる節があるなら次に活かせば良いのです。中には変な会社もあるし。てか就活は運と縁。
クラス内で倍率が高い業界を志望してる人は本当にしんどそうでした。
メンタル回復は人によっては時間がかかるけど、会社の数だけ可能性があると前向きに自分の能力を過信すること・しょうもない動画をみること・無理にでも食べて寝るをすると少しは救われるので、人生を終わらせたくなったら試して欲しい。
これは友達が履いてた“良すぎる”靴下。
友人に辛い、と話したところで結局内定貰えるまで頑張るしかないのが就活ですが、
頑張れるまで休むことも大事な進捗です。
ポートフォリオ処分すな
ウン万もかけて作ってるにも関わらず、
企業は個人情報保護のため選考後は処分することが多いです。
仕方ないのかもしれませんが、せめて印刷代欲しい。
某企業の面接時に、
ポートフォリオは合否に関わらず選考後返却します。
と言われたので
待ってたら後に手紙で破棄通達されました。
は?
~こうして私は怒りの葡萄となり、
就活無双を決意したのです~
父親がやたら薦める名小説。実は読んだことがない
🧊🧊🧊🧊🧊
就活体験記、楽しんで頂けたでしょうか。
私は美大の中でも賞を取った事もなければ全国大会に出場したこともないし、特別に容姿端麗でもなく明るく人望が厚い訳でもプロジェクトを立ち上げたりした訳でも世界100カ国を回った訳でも絵を描かないと死ぬタイプの人間でもなく、冴えたところがひとつもない学生でした。
それが自分のコンプレックスでしたし、才能と努力で道を切り拓く友人たちを見ては自分の愚かさに凹んだものです。
その中でも形には残らないけれど、就活での体験は私にとって人生で唯一、自分の力で掴み取った大事な財産でした。
本当にやってよかったと思ってます。
でももう二度とやりたくない。
この記事が誰かの励みになるのかは分かりませんが、就活では本当に沢山の人にお世話になりました。ありがとうございました!
4月から社会人になるので、ブログも今まで以上に更新頻度が減るかもしれませんが、そのうち「1ヶ月企業で働いてみた!社会人ってどんな感じ?」とか書く気がするので、引き続き見守って頂けると嬉しいです。
最近はコロナコロナコロコロナ~🎶な世間ですが、私は海外旅行も派手な遊びもそもそも趣味ではないので、いつも通りひきこもりつつ残りの学生生活をのんびり楽しもうと思います。最近暇すぎて歴史の勉強してるよ。
正直コロナより花粉の方が私は怖い。
花粉しんどい。
皆様も体調に十分お気をつけてお過ごし下さいませ~🧖♀️